引越し契約のキャンセル料金や理由、ダンボール返却など(業者別)

引越し慣れしている人、特に繁忙期の引越しを経験した人は、キャンセル制度を上手く利用していました。

引越し先が決まってから業者を手配すると、予約でいっぱいで身動きが取れないことも珍しくないからです。

ところが今年の6月からキャンセル料金が改定され、利用者としては中々不安な点も出ています。という訳で、この記事では引っ越しのキャンセルで余計な出費をしないためにも、注意点などをまとめてみました。


【2018年6月】引越し契約後のキャンセル料金改定!その内訳は?

例年3月は引越しの繁忙期にあたり業者はてんてこ舞いですが、2018年は顕著でした。

引越し料金が高騰し、作業員不足に悩まされた業者も少なくありません。その一方でキャンセルも多発し、高騰する人件費と解約に伴う損失が業者に痛手を与えています。

その状況を打開すべく、国土交通省がキャンセル料金の値上げに踏み切ったというのが、今回の料金改定の大まかな背景です。

改定前のキャンセル料の上限は

  • 当日:引越し料金の20%
  • 前日:引越し料金の10%
  • ~2日前:無料

でした。

これだけ安いと、直前でキャンセルする人が多いのもわかります。そして、現場作業員が振り回されて疲弊してしまうことも想像に難くありません。

キャンセル料金はあくまで「上限」なので、スタッフやトラックの手配をしても、実際にはキャンセル料を受け取れず、泣き寝入りになっていることも多かったとか。

その分、実際に引越し作業を行った依頼者の料金に上乗せすることでしか回収ができなかったのでしょう。

改定後の上限は

  • 当日:引越し料金の50%
  • 前日:引越し料金の30%
  • 2日前:引越し料金の10%
  • ~3日前:無料

大幅改定というから身構えましたが、実は引越し予定日の3日より前にキャンセルをすれば、料金はかからないのですね。

一方で、当日キャンセルは改定前の2.5倍に跳ね上がりました。転勤や進学で、予定していた住まいを当日にキャンセル・変更というのはレアケースです。

この値上げは単純な連絡忘れのルーズな利用者(いわゆるドタキャン)を牽制するのには有効でしょう。

ホテルや旅館の宿泊約款だと、当日のキャンセルは宿泊料全額分というところが大多数ですので、それに比べればまだぬるいのかもしれません。

引越し契約キャンセル後のダンボールや資材はどうなるの?(返却費用や買取値段、手数料など)

ダンボールや資材が届く前であれば問題はありませんが、連絡の行き違いで届いてしまったものはどうなるのでしょうか。
業者ごとに調べてみました。

サカイ引越センター

未使用の場合は、郵送か担当店舗に持ち込むかして返品することが可能です。

この場合の送料は、キャンセル申込者負担となります。資材を使用してしまった場合には、買取扱いです。

アート引越センター

サカイ引越センターと全く同じ扱いです。資材に手を触れていなければ、返送する料金か手間を負担するだけです。

ハート引越センター

他の業者と同じく、使用済みの資材の代金は請求されます。

各料金は、ダンボールS300円、M350円、和(※公式サイトの表示準拠。Lサイズのこと?)400円、テープ300円と明示されており、他業者よりもわかりやすいです。

資材の引き揚げを希望する場合、手数料として3,150円がかかります。

ダンボールの量にもよりますが、宅配業者とどちらが安いのか、微妙なところではありますが、支店や宅配業者に持ち込む手間が省けるのは確かです。

クロネコヤマト

クロネコヤマトも、基本は資材の返品は送料負担のみです。

ただし、資材の到着後8日を経過すると返品そのものが不可になるので、注意が必要です。

アリさんマークの引越社

公式ホームページにはキャンセル規定が見当たりませんが、利用者の口コミなどを調べると、サカイやアート同様、未使用分については返送料金のみの負担で返品が可能です。ただ、担当者や支店によって対応がまちまちだという声も散見されます。

みんなの引越し契約後のキャンセル・延期する理由ってどんなの?

引越しの繁忙期(主に3月)は予約が取りづらく、値段も高騰します。

少しでも安い業者を選ぶため、また、予約を取り損ねないためとりあえず年内や1月のうちに予約だけは入れておく、ということが可能です。

大学進学に伴う引越しを例にとるとわかりやすいのですが、国立大学の前期合格発表は3月上旬。後期試験の発表になると3月下旬になります。

ここから新居が確定するわけなので、短距離に強い業者・長距離移動が割安な業者という風に、自宅と引越し先の距離の兼ね合いなどで一番得な業者を選び、とりあえず予約をして押さえていた業者をキャンセルするといった具合です。

社会人であれば、転勤の辞令が出たものの、前任者や他の部署の人員の異動や退職に伴う、急な配置変更というのもあり得ますね。

インフルエンザなどの感染症や急病・事故による入院で立ち会えない気の毒なケースもありうるでしょう。荷造りが間に合わなくて当日キャンセルという、業者が可哀想なケースもあるそうです。

一番多いのは、あらかじめ予約しておいた引越し業者より安い業者が見つかったため、最初の業者をキャンセルするというケースでしょう。

【契約前】引越しの訪問見積もり前後での上手な断り方とは?

訪問見積もりは基本的に無料ですが、引越し業者も人員と時間を割いて対応してくれますので、キャンセルの連絡は早めに入れたほうが親切です。
訪問見積もり前にキャンセルするのに無難な口上は

  • 引越し自体が取りやめ・延期になってしまった
  • 会社や親戚・知人に別の業者を紹介され、断りづらい

などです。
各社の総合受け付け宛てに電話をすると、機械的に処理してくれるのでスムーズです。

電話は苦手だ、記録を残しておきたいというのであればHPの問い合わせフォームなどからメールを入れてもよいでしょう。

ハードルが若干上がるのが、見積もり後のキャンセルです。どこの会社も契約に漕ぎ着けたいため、担当スタッフは熱心で親切。

公式にはない割引プランや粗品などを提示し、断るのが申し訳ないような雰囲気を作るのが上手です。

ですが、何社に見積もりを依頼しようとも実際に契約できるのは1社のみですから、心を鬼にしなくてはいけません。

訪問を受けた際に名刺などで直接、携帯番号を知らされるかもしれませんが、この番号にかけると情に訴えられてしまうかもしれません。

先ほどと同じように、オペレーターが対応してくれる本部やカスタマーセンターに電話を入れるのがよいでしょう。

あとちょっとだけ安くなれば契約もやぶさかではない、という場合には反対に担当スタッフ直通の電話に掛けるのもアリです。

交渉次第では最後の値引きをしてもらえるかもしれません。ただ、必ず希望条件をのんでもらえるとは限りません。粘りすぎ、ゴリ押しはこちらがモンスター・カスタマーになってしまいますので、引き際を心得ましょう。

一番良くないのは、返事をいつまでもしないこと。この状態だと担当スタッフは営業電話をかけ続けるしかないのです。

先方の時間を無駄に奪ってしまいますし、こちらも営業電話が煩わしく感じられ、双方にとって良いことなどひとつもありません。

引越しキャンセルのダンボール返却はトラブルの元!業者に事前に確認しておこう!

実は、見積もりの段階で梱包資材を置いていく業者が結構あります。

先ほども記載したように、多くの業者では使用しなかったダンボールでも返送料が掛かります。

心理的にキャンセルをしづらくさせるための作戦の一環ですが、あくどい手法というわけでもなく広く認められた方法です。

送料だけなら構わないかと思っていてもダンボールの量が多い場合5,000~8,000円程掛かることもあります。

意外とバカにならない金額なので、後から「騙された!」と騒ぎたくなってしまう人もいるようです。

まず、訪問見積もりの際に「今日は資材不要」という点をしっかり伝えておきましょう。無理やり置いて行こうとする業者は、その時点で対応に不安が残る業者です。

また、見積もり担当者と社内連携が上手くいかず、別のスタッフが後日ダンボール等を届けに来るという業者側のミスもあります。

このとき、本部など業者に連絡して引き取りに来てもらった方が後々のトラブルを防げます。快く引き受けてくれる業者ならば、信用に足ると判断してよいでしょう。

ダンボールを見積もり時に受け取らないためにも、契約まで一気にことを運ばないのも大切です。見積書なのか契約書なのか、中身をきちんと確認してからサイン・押印するようにしてください。

記載内容でわからないことがあれば、担当スタッフに積極的に質問をしましょう。

ダンボールや梱包材の無料サービスを謳っている業者でも、見積書をよく確認するとこれらの値段が計上されている場合があります。

こういったケースでは契約成立時に無料が適用される=キャンセル時には適用されない、つまり有料ということ。

契約成立前に料金が発生するのは納得できかねるでしょうが、サインをしてしまえば了承したことになってしまいます。慎重すぎるということはないので、見積書には隅々まで目を凝らしましょう。

この確認段階でせかす様なスタッフ、業者は信用できないと切ってしまっても問題ないくらいです。

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