安すぎも注意!?引っ越しの追加料金がかかるトラブル9パターン。

当サイトの運営をしている過程で何千、何万件の引越し体験談を見てきて感じることは、結構な割合で引っ越しの追加料金を取られている人がいるんだなと。

引越しの料金は決して安いものではありません。依頼する側にも予算があります。訪問見積もりを受けず、ザックリとした見積もりだけで作業を依頼した場合には+αの追加料金が発生するのもやむを得ないでしょう。

しかし、事前にどういった点に気を付けておけば追加料金が発生しにくいのか、悪徳業者に騙されないためのポイントは…といった点をつかんでおけば、追加料金も最低限度に抑えられますよね。新生活スタートの前にケチがつかないよう、慎重に準備を進めましょう。

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①悪質な引越し業者に意図的に安い料金で契約した後から追加料金を取られた

実際に合った悪質な業者の例を出すと、まず相場よりも圧倒的に安い見積もり金額を出して契約を決めます。そして引越し当日になって、「こんな荷物は聞いていない」などの全うそうな理由をでっち上げて追加料金を取ろうとします。

また実際に電話見積もりの際には7万円の見積もりが出ていたのに「最初から12万円で請け負った、12万円払わないとトラックを出すことはできない」と引越し当日に吹っ掛けてくる悪質業者もいます。

このような手のトラブルを避けるためには、まず見積書の確認が必要です。トータルの料金だけ記載してある業者は赤信号。一体何にいくらかかっているかわからないため、料金を追加し放題です。家財のチェックリストも一緒に提出してもらえばより望ましいです。

そもそも正規の引越し業者かどうか確認するのを忘れずに。見積書には国土交通大臣または地方運輸局長の許可番号が記載されています。これがないと運送業を営めません。また、トラックのナンバープレートも確認しましょう。営業用の車両なら緑地に白文字です。

白のナンバープレートではありません(ただし、繁忙期には国土交通省の許可を得たうえで自家用車やレンタカーを使用することが認められています。

その場合には許可証(受理印付)が掲示されているので、この確認も怠らないように)。加えて手付金・予約金を請求する業者もNGです。このような行為は法律で禁止されています。法律を平気で破るような業者が、依頼者に誠実に対応すると考えられますか?

全国規模で有名な引越し業者なら、まず違法・脱法行為はありえませんが、個人経営の小規模業者であるなら要注意。優良な引越し業者の目安としては「引越安全マーク」が挙げられます。

このマークは全日本トラック協会が発行し、安心で安全な引越し業者であると認めた会社が登録できるようになっています。料金の安さばかりに気を取られず、確認を怠らないようにしましょう。
関連記事【衝撃】引越しの見積りや荷物等でトラブルにあった人の口コミ体験談

②エアコンの取り付け・取り外しで追加料金がかかった

エアコンの取り付け・取り外しは、専用工具が必要だったり故障の可能性もあるので、知識やスキルがない人は業者に任せるのが安心です。この場合、引越し業者に任せるか電気工務店に任せるかの2択になります。引越し業者に任せると相場はおよそ2~3万円台、電気工務店だと1~2万円台です。

引越し業者に任せると高額になりがちなのは、引越し業者の作業員が作業を行うケースよりも、提携している工務店から技術者を派遣する形になるからです。よって中間マージンが発生します。

後からの追加料金が発生しやすいのもここにポイントがあります。見積もり担当者もエアコン工事に明るいわけではありません。ガスが減っていたりホースの劣化などを見落とすケースもあります。そのため現場で部品の交換が必要になり、その分追加料金が発生してしまうのです。

部品の交換や配管の延長は1か所につきおよそ2,000~3,000円程度ですが、引っ越し業者を仲介するとひとつひとつにマージンが掛かってきます。

工務店に任せる場合は、引越しと同時の作業が難しいです。真夏や真冬、暑さ寒さが厳しい時にはエアコンがすぐ稼働できないのがデメリットとなりますが、費用を抑えるのであれば選択肢に入れておいてもよいでしょう。

③荷物量が見積もりの時よりも増えてしまった

このトラブルが多いのは電話やネットでのみ見積もりをした場合です。依頼者側が素人なのは引越し業者も織り込み済みなので、多少の増減では料金は変わりません。

ただし、最小限の荷物運搬を前提とする「単身引越しプラン」の利用は別。段ボールひとつ増えただけでプランの適用外になる恐れがあります。

一般プランでも段ボールが10箱増えた、自転車や屋外の倉庫の中身をカウントしていなかったというようなケースは、とにかく荷物が増えたのが発覚した時点で引越し業者に連絡を。

引越作業当日に大幅な荷物の増加がある場合には、当然追加トラックの手配などで料金が加算されます。プランやトラックの大きさにもよりますが、少なくとも2万円以上余計な費用が掛かります。追加料金だけで済めばまだマシです。

繁忙期にはトラックや人員の手配が急には出来ない場合も。自家用車を持っているならば、積みきれない荷物を自分で運搬するのも最後の手段としてはアリですが、荷物の量が増えてしまった場合には、即引越し業者に連絡をしてください。

④荷造りが間に合わなかった


ありがちなミスなんですが、実は荷造りを終えていないのは契約違反にあたるんです。追加料金発生(相場は1部屋あたり25,000円~)で対応してくれるなら、まだ優しい業者。

契約違反を盾に、引越し作業日の変更を求められたり、キャンセル料を取られて引き上げられたりしても、文句は言えません。荷物の梱包が8割程度終わっている場合は、大型の家財と梱包済みの物だけ引越し業者に任せ、残りの荷物を宅配便や自力で運ぶと言った解決方法もあります。

当日にトラブルにならないためには、きちんと計画を立てて荷造りをしましょう。仕事で引越し準備の休みが取れない、自分で梱包するのがどうも苦手だ、という人は最初からお任せプラン(単身引越しの場合は3~4万円が相場)を選択するほうが賢いかもしれません。

⑤新居への搬入で想定外の事案がでて予定より時間がかかった

旧居を無事出発できたとしても、新居でトラブルに見舞われる場合もあります。

新居に大型荷物が入らなかった

冷蔵庫やテーブルといった大型の荷物が新居の入り口を通らない、入り口は通過するものの、動線の途中で身動きが取れなくなってしまうケースもありえます。

このような事態になった場合には、窓からの搬入という手段を取ります。マンション等の場合にはベランダからの搬入となり、一人ではできない作業のため応援の人員を用意しなくてはいけません。階層やクレーン車の有無にもよりますが、およそ8,000円~2万円ほど追加料金が発生します。

こうならないための準備としては大型家具を採寸し、新居の内覧で入口等のサイズを確認しておくこと。大家さんや管理業者に頼んで、部屋の見取り図を手に入れておき、見積もりの際に引越し業者に予め相談しておくとよいでしょう。

道路・道幅が狭くて近くにトラックを止められなかった

近くにトラックを置いて作業ができない場合、代車などを用いて新居に荷物を運び入れます。そうなるとどうしても作業時間がかかってしまいがちです。特に時間制の場合には要注意。

引越し業者が道路事情を下調べすると思ったら大間違いです。依頼主の方から道路事情を確認し、引越し業者に相談しておいた方がよいでしょう。

現場の写真があるとより良いですが、現地で撮影するのが難しい場合にはGoogleストリートビューを見せると便利です。道路の使用許可が必要だと判断した場合には、引越し業者が警察署で「駐車許可」や「道路使用許可」をきちんと取得します。

これも事前に話を通しておく・通しておかないでは、当日の作業が円滑に運ぶか否かに関わります。ちなみに道路の使用許可は1日当たり2,500円程度です。

エレベーターなし、階段のみの搬入を報告してなかった

比較的低層の集合住宅で起こるトラブルです。エレベーターがないと、作業員の負担が大幅に増加しますから、料金が加算されます。

全国平均としては1階につき1,000~2,000円が目安です。絶対に必要になってしまう費用ですが、事前に心づもりしておくのと当日急に請求されるのでは気分が全く変わってきます。

古いタイプのマンションだと、特定階にのみエレベーターが止まる構造の場合も。その場合、停止階から何階分離れているかで料金が変わってきます。

廊下がある階から半階分上がった(下がった)場所に居室があるなんていう特殊な構造の場合も、1階分の料金が発生しますが見落としがちです。

⑥時間制料金システムを採用している引越し業者の時間超過分

時間制料金システムを採用している業者として赤帽、レントラ便、くらしのマーケット、それから一般的な便利屋さんの状況を確認してみましょう。
赤帽は30分超過ごとに税込1,375円が掛かります。ただし、これは一般的な荷物の運搬で引越し作業と同等の場合は相応の料金が適用になると記載されています。「相応の料金」は最寄りの配車拠点まで要問合せとのことですので、地域によって異なる可能性があります。

レントラ便は軽トラ・1tバンなら30分毎に税込2,900円、2tアルミバンは5,800円超過料金がかかります。

くらしのマーケットは、以前は時間制でサービスを検索・予約するシステムでしたが、現在は「現住所」「新住所」「荷物」の選択だけで料金が判明するシステムに変わりました。

便利屋さんの場合は作業員1名あたり1時間3,000円の延長料が相場です。もちろん、どの業者を使うかによって料金システムは変わってきます。
また、以上のどの業者を利用しても、深夜帯や早朝にはさらに割増料金が加算されると思ってください。

⑦解体できない家具・解体するのに時間がかかる家具が見つかった(ikea家具)

大型家具の中には一度組み立ててしまうと分解できない、分解できても再度組み立てると強度が極端に弱くなる、複雑すぎて手に負えないものがあります。その代表格がIKEAの家具です。

IKEAの母国スウェーデンでは大型家具を転居で移動させる習慣がないため、組立時に接着剤を使用するものが多いからです。組み立て時に釘を使っていたり、木製の家具はIKEAの商品でなくても分解・組立ができないと踏んでおいた方が良いでしょう。

IKEAの家具は引越し業者に頼んで分解・組み立ててもらっても、万が一不具合が発生した場合には補償の対象外とされることがほとんど。依頼主が分解から組立まで自力でするか、引越し業者が分解して依頼主が組み立てるか、引越し業者に分解・処分してもらうかのいずれかのパターンになります。

⑧ダンボールの追加費用・回収費用を取られた


引越しの契約が成立すると、無料で梱包用の段ボールを用意してもらえる業者が多いです。足りなくなった分の段ボールは自分で用意するか、業者に追加発注することになりますが、最初の段ボールが無料だったからといって追加分もサービスとは限りません。

ファミリータイプの引越しでも最大50枚といったように枚数制限が設けられています。既定の枚数を越えてしまうと数百円ではありますが有料になります。

引越し業者に頼らずスーパーや家電量販店で不要となった段ボールをもらって使う方法もあります。少し早めに荷物の梱包をしておくと、段ボールの過不足も目に見えやすいです。

引越し作業が終われば段ボールは不要になります。回収はしない、有料で回収する(1,000~3,000円程度)、無料で回収とスタンスが業者によって分かれます。事前に業者のHPでチェックし、記載がなければ見積もりの際に担当者に質問をしておくことをお勧めします。

⑨不用品の回収費用がかかった


先ほどの分解・組立のできない家具のように引越し業者に引き取ってもらう場合には料金がかかります。引越し業者によって不用品回収を行っているところ、一切行っていないところ、ブランド品や家電など項目を絞って行っているところと様々です。

無料で引き取ってくれる場合もありますが、大抵は有料になると思っておいた方がよいでしょう。また、引き取り処分費用も問い合わせをしないと判明しないケースがほとんどです。引越し作業中に引き取ってもらうものが発生しないように、梱包の際に不用品を仕分けておきましょう。

不用品の処分自体も引越し業者や処分業者に任せるよりは自分で所定の場所に捨てる、処分場に持ち込む方が手間はかかりますが安上がりです。状態の良いものであればリサイクルショップやネットオークションを使って、必要とする人に売却するとお金が手に入ります。

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