レンタカー引越し(軽トラックvsハイエース比較)とおすすめ格安レンタカー屋3選

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引越し業者に依頼すると、トラックのチャーター料金や人件費で意外と出費がかさみます。

自家用車で引越しできれば一番よいのですが、ご家庭に自動車がない場合や、あってもコンパクトタイで家具を乗せられない、といった不便さもありますよね。そういう時にレンタカーを使って引越しをできないかどうか、検証してみました。

smart引越し管理人
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この記事は荷物量が少なくかつ近距離で単身者の引越しを想定しております。それ以外の引越しは基本的に時間単価の観点からも割高になりやすいので、引越し業者に依頼することをおすすめします。

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そもそもレンタカーを使って引越しするメリット・デメリットは?


どんな方法にもメリット・デメリットはつきもの。天秤にかけて自分にとってどちらの比重が大きいかよく考えてから行動に移しましょう。

レンタカー引越しのメリット


まず、先ほども記載しましたが単純に料金を抑えられるといった点が挙げられます。これが最大のメリットです。

引越し業者を使うと車両のチャーター代、運転手と助手の人件費に加えて荷物の保険(補償)、梱包材の費用、冷蔵庫等大型家電・家具の階段の上げ下ろしに掛るオプション料金とこまごました料金が加算されます。

一方レンタカーを借りて自力で作業をすれば、車代とガソリン代、事故の保険と精々高速料金だけで済みます。荷物が少ない場合はもちろん、仮にレンタカーに乗せきれなかったとしても、近場であれば何度か往復して運搬できるという点も大きいですね。

業者に依頼した場合、運送は1回こっきりという業者が大半を占めます。

2つ目は、予定の立てやすさです。

ご存知の通り、3月は就職・進学等で引越し業者は猫の手も借りたいほどの繁忙期。希望の日時を抑えるためには年内から仮予約を押さえる必要があるなど、引越し業界の人手不足もあり年々スケジュールの融通が利かなくなってきている印象です。

賃貸物件の場合は新居が空室になるタイミングも重要なので、そこに自分の予定と業者の予定をすり合わせるのにも苦労します。

レンタカーの場合は引越し業者との調整が不要ですので、自分の都合に合わせた予定を組みやすいメリットがあります。

3つ目は、プライバシーを保護できるという点。

業者の従業員は他人ですが、梱包などをお任せするプランの場合、どうしても荷物は彼ら(彼女ら)の目に触れます。秘密にしたい趣味がある場合には最初から最後まで自分の手で済ませたいですよね。

レンタカー引越しのデメリット

一方でデメリットから目を逸らしてはいけません。まず、普段小型の車種の運転に慣れている人はトラックやバンタイプでは車体の大きさが変わるため、扱いが難しく感じるという点です。

言いかえれば、いつもと同じ感覚で運転をしてしまうと車体を擦るなど軽度な事故につながるリスクが高くなります。次に、荷物の梱包や積み込みに関して上手に計画を立てる頭脳が必要という点。

引越し業者のスタッフは、仮にアルバイトといえども先輩社員の指導やマニュアルで、そのあたりのスキルは身に付いています。運搬だけではなく梱包もお手の物です。

業者によっては段ボールやガムテープを、ある程度まで用意してくれますが、そういったものも全て自分で用意しなくてはいけませんね。もちろん、力仕事もすべて自分で行います。

そういった慣れない力仕事をするので、当然通常の引越し業者に依頼するよりも大幅に長い時間がかかってしまいます。

運搬中の動線を把握し、家具と自室内はもちろん集合住宅であればエントランスホールやエレベーター等共有部の養生(緩衝材や段ボールで傷や汚れがつくのを防止する措置)も忘れてはなりません。

不慣れなだけに大荷物をテキパキと進めるのは素人には難しいでしょう。そして、大抵の引越し業者には万が一スタッフが荷物や建物に傷をつけた場合の補償金制度があります。

業者を使わず自分で引越しをするなら、傷をつけても自己責任。自分の持ち物なら「あちゃー」で済みますが、賃貸物件で壁を傷つけてしまったら弁償しなくてはいけません。

最後に、もし自分一人で作業を行うのではなくお手伝いを知人に頼んだ場合は謝礼が必要です。相場はだいたい1万円程度。

あまり多すぎても相手が恐縮してしまいますし、最大のメリットである料金を安く抑えるという目的から外れてしまいます。気の置けない友人であれば5,000円程度、現金でお礼を渡しにくいというのであれば謝礼相当のお食事にしても良いでしょう。

気持ちよく金銭で解決できればよいですが、手伝ってくれた人からの頼みごとを断りづらくなるという点も考えられますね。

軽トラックとハイエース(バン)ではどっちで引っ越すのがいい?


収容力に優れ、いわゆる普通免許で運転ができ、一般的なレンタカーショップで借りられる車種と言えば軽トラックかハイエースのどちらかになるでしょう。

こちらもそれぞれメリット・デメリットを抱えていますので、比較・検討することが大切です。

軽トラックの特徴


一口に軽トラといっても、メーカーによって多少サイズ差があります。ただ、軽車両ということもあり、寸法の最大値が定められているためそこまで大きな違いにはなりません。

荷台の幅1410mm×荷台フロア長さ1900mm~2030mm×荷物を積み込める高さ1800mm程度。120サイズの段ボール箱であれば50箱ほど、ワンルーム程度の荷物であれば1度に運搬が可能です。

荷台には屋根がないため、背の高いクローゼットや冷蔵庫を立ったまま積み込むことができるのも嬉しい点。

というのも、クローゼットはともかく冷蔵庫は横にすると故障の可能性がある、見た目に寄らず意外とデリケートな家電だからです。

しかし、道路交通法によって積み込み可能な荷物は地面から2500mmまでと決まっているので、いくらでも高く積み上げられるわけではないということは知っておいてください。

同様に重量も決まっており、350kgまで。

軽トラは荷崩れを防ぐためにしっかりと固定する必要があるほか、雨天時には高価な家電が濡れてしまうリスクを抱えています。雨が心配であれば、幌付きタイプを選択することも検討しましょう。

軽トラックはレンタル料も安く、24時間借りても基本料金だけなら1万円以下で収まります。

ハイエース(バン)の特徴


ハイエースは軽トラよりもスペースの広さがメーカーによって差が出てきます。

リアシートを畳んだ状態で荷室を使用するのを前提としますが、長さ2400mm程度×幅1500mm程度×高さ1300mm程度とザックリ捉えておくとよいでしょう。軽トラより長さと幅があるので、折りたためないマットレスでも楽に運べます。

軽トラと大きく異なる点として屋根がついていること。そのため、たとえ雨天であっても荷物が運搬中にぬれる心配がありません。

一方、屋根がある分軽トラよりも積み込める荷物の高さは約50cmも低くなってしまいます。これだと1人用の冷蔵庫であっても場合によっては横にして運搬しなくてはなりません。

積載重量は850kg~1250kg(ボディサイズによる)と優秀なので、例えばオートバイのように重量のあるものを一緒に乗せたいといった場合にはハイエースの方が向いているでしょう。

ハイエールのレンタル料の相場は1~2万円程度で、軽トラよりも倍近く高いです。

自分で引越しするのにおすすめ!格安レンタカー屋さん3選


では、軽トラックを12時間レンタルし、東京都23区内(新宿区から世田谷区、移動距離6km程度)での引越しを想定してシミュレーションをしてみましょう。

ニッポンレンタカー


ニッポンレンタカーで軽トラックのレンタルをする場合、車種はキャリィです。最大積載量は350kg。

料金は12時間レンタルで6,600円~ですが、メンバー登録をしておけば6,270円~に値引きをしてくれます。この料金には対人補償、対物補償、車両補償、人身傷害補償(1名につき3,000万円まで)が含まれています。

安心コースを選択すると+650円程度で人身傷害補償が1名につき5,000万円までにあがるほか、路上トラブル安心サービス、トラブル時の電話案内サービス、編者時間超過安心サービス、途中解約安心サービスがプラスされます。

乗り捨て制度(借りた店舗とは別の店舗に車を返却できる制度)もあり、23区内であれば無料です。キャリィは燃費が良く、新車であれば市街地走行で15~16km/Lも走れてしまいます。

よって、今回想定しているエリアを片道走行するだけであればガソリン代も130~140円程度で十分です。よって安心コースを選択した場合、基本料金7,128円+ガソリン代(片道)140円=7,268円と非常に価格を抑えられます。

なお、ニッポンレンタカーでは乗り捨てに際しエリア制度を設けています。このエリアは1つの県でひとまとめの場合もあれば、東京都のように23区と市部でわかれている場合もあります。

同一エリア内は無料ですが、エリアが別れると料金がかかるようになります。

さらに都道府県をまたぐとより高額になります(6,000円程度~)が、隣接エリアの場合は割引があるといった風に少々複雑なので、必ず自分の引越し予定と合わせてシミュレートしてみてください。

日本レンタカーの公式ページ⇒

日産レンタカー


日産レンタカーの場合はクリッパートラックになります。最大積載量350kg、燃費16km/Lなので、スペックとしてはニッポンレンタカーと大差ありません。

12時間基本料金は7,260円(会員6,897円)ですが対人補償、対物補償、車両補償、人身傷害補償が含まれています。

任意ではあるもののオプションでプラスしておいた方がよいものとして免責補償制度1,320円、日産安心サポート550円(基本補償のグレードアップ)があります。

乗り捨て制度は20km以下なら無料なので、今回のケースでは料金がかかりません。日産レンタカーではエリア制度ではなく距離で計算するため、県境をまたぐけれども距離は近い、といった場合にお得な制度ですね。

なお、20km以上50kmまでなら6,600円。明確でわかりやすいですね。

そうすると料金としては基本料金7,260円+免責補償1,320円+日産安心サポート550円+ガソリン代(片道)140円=9,270円ですね。

ただし、トラックの取り扱いがある店舗は一部の東京、埼玉、三重、滋賀、兵庫、大阪、京都、広島、福岡、佐賀の一部店舗に限られます。

日産レンタカーの公式ページ⇒

ニコニコレンタカー


ニコニコレンタカーでは残念ながら都内では軽トラックのレンタルがありません。お隣の神奈川県でも同様です。

ですので、近県の千葉県浦安市での引越しを想定してみました。ニコニコレンタカーの場合、軽トラックというよりはT1クラスとしてレンタルすることになります。

一番取り扱いが多いのはハイゼットなので、軽トラというよりはバンになる可能性が高いです(一応、キャリーもあります)。

ハイゼットの場合、市街地走行で燃費は14~15m/Lで少々燃料を食いますが、市内での5~6km程度離れた場所への転居であれば誤差の範囲でしょう。12時間レンタルの基本料金は5,500円(アプリ会員4,730円)。

またGWや年末年始、夏休みの時期にはハイシーズン料金が加算されます(24時間につき1,100円税込み)。

ハイシーズン料金はニッポンレンタカー、日産レンタカーにもあるのですが、軽トラは対象外でしたので記載しておりません。

ニコニコレンタカーの免責補償は3種類ありますが、最もグレードの高いパーフェクト保障は2,200円(取り扱いのない店舗あり)。

また、乗り捨て制度はないため、一度借りた店舗に車を戻しに行く必要があります。よって料金は基本料金5,500円+パーフェクト保障2,200円+ガソリン代(往復)140円=7,840円となります。

ハイシーズンなら8,940円ですね。

ニコニコレンタカーの公式ページ⇒

※保障制度の詳細については冗長になりすぎるため割愛しております。レンタカー会社ごとに細かな違いがありますので、必ず丁寧に確認してください。

※料金は全て税込み表示です。2022年4月に作成している記事のため、2022年4月の増税以降、価格が変更となる可能性があります。

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