引越し後の新生活を考えると、それまではできるだけ節約をしたいと考える人が多いのではないでしょうか。
引越し作業にしても、タンスやソファーなどの大型家具を友人・知人に手伝ってもらって運搬するのがよくある節約パターンですが、気を付けなくてはいけないのは冷蔵庫。
冷蔵庫は大きな図体に似合わず意外とデリケートなため、素人がうかつに運搬すると故障するリスクがあります。
節約目的でセルフ引越しをしようとして大型家電をまた買い直すとなれば悲しいことこの上ありませんから、冷蔵庫だけの配送でもプロにお任せするのが一番の節約になります。
※クロネコヤマトは引越し侍から申込できません。
※【冷蔵庫配送にも使える】8割以上が利用!人気の引越し一括査定2選
- 業界最多!300社以上から最安値の業者を選択
- 東証プライム上場の会社が運営していて安心
- 管理人の実例:78,200円→35,000円(半額以下の値下げに成功)
- 業界唯一!電話番号入力が任意
- 大手のリクルートが運営
- 管理人の実例:85,000円→42,000円(半額以下の値下げに成功)
目次
冷蔵庫だけの配送を赤帽に依頼した場合の料金
- 20km以内の冷蔵庫配送は小型4,860円、中型8,000円、大型10,000円が相場
- 20km以降は10km毎に2,000円の追加料金
- 赤帽は基本大型荷物の搬出入作業を手伝う必要がある
- 大型冷蔵庫(3ドア)は赤帽業者によって取り扱いに大きく違いがある
- 階段の昇降作業は1Fにつき1,000円が相場
ただ、おおよその赤帽の冷蔵庫のみの単品配送の相場で言えば、距離が20km以内の場合小型冷蔵庫(~120cm、1ドア)4,860円、中型冷蔵庫(130cm、2ドア)が8,000円、大型冷蔵庫(180cm、3ドア)が10,000円程度となります。
赤帽の冷蔵庫単品配送料金相場距離 (km) | 小型冷蔵庫 (~120cm、1ドア) |
中型冷蔵庫 (130cm、2ドア) |
大型冷蔵庫 (180cm、3ドア) |
---|---|---|---|
20km | 4,860円 | 8,000円 | 10,000円 |
30km | 6,860円 | 10,000円 | 12,000円 |
40km | 8,860円 | 12,000円 | 14,000円 |
50km | 10,860円 | 14,000円 | 16,000円 |
その金額から10km毎に2,000円程度の追加料金がかかってきます。冷蔵庫の運搬経路に階段上げ下げ作業がある場合は1Fにつき1,000円も追加。
前提として赤帽は作業員一人が基本なので、冷蔵庫の搬出入は手伝いが必要になってきます。手伝いが不可能な場合は2人目の補助要員が必要となり追加料金が発生します。
逆に言えば手伝いができるなら低価格に抑えることが出来るということです。
赤帽の魅力は何といっても即日対応と早朝・深夜でも対応可能(要追加料金)という点なので、やむにやまれぬ事情が出来た場合にでも安心して依頼できる点ですね。
↓に東京都内・埼玉・千葉・神奈川発の冷蔵庫単品配送に対応しているAKT(赤帽越運送)の冷蔵庫配送料金を掲載しているので参考にしてみてください。
AKT(赤帽越運送)の冷蔵庫の単品配送料金距離 | 高さ1.3m中型冷蔵庫(2ドア) | 高さ1.8m大型冷蔵庫(3ドア) | 助手(作業員追加料金) |
---|---|---|---|
10kmまで | 7,000円 | 9,000円 | 6,000円 |
20kmまで | 8,000円 | 10,000円 | 7,000円 |
30kmまで | 10,000円 | 12,000円 | 9,000円 |
40kmまで | 12,000円 | 14,000円 | 11,000円 |
50kmまで | 14,000円 | 16,000円 | 11,500円 |
60kmまで | 16,000円 | 18,000円 | 13,000円 |
70kmまで | 18,000円 | 20,000円 | 14,500円 |
80kmまで | 20,000円 | 22,000円 | 16,000円 |
90kmまで | 22,000円 | 24,000円 | 17,500円 |
100kmまで | 24,000円 | 26,000円 | 19,000円 |
100km以上 | 10km毎1,050円 | 10km毎1,050円 | 10km毎1,050円 |
参考:AKT(赤帽越運送)
冷蔵庫だけの配送をヤマト運輸(らくらく家財宅急便)に依頼した場合の料金
- 同一都道府県内の配送は小型中型が7,740円、大型が17,070円
- 3辺合計が450cm以内、重さ150kgまで運ぶことができる
- 100kg~150kgの重さは追加料金が発生する
- 最短で翌日の集荷が可能
- 冷蔵庫の運び出しから設置まで行ってくれる
幅・奥行・高さの3辺合計が250cmまでの冷蔵庫であれば7,740円~、350cmまでの大型冷蔵庫であれば17,070円~で、あとは移動距離によって運賃が加算されます。
ただし3辺合計が450cmを超える、最長辺が250cmを超える、高さが200cmを超える、重量が150kgを超える、のどれかひとつにでも該当する場合や、冷蔵庫の価格が50万円を超える場合はらくらく家財宅急便の利用はできません。
100kg~150kg未満の荷物には段階に応じて追加料金が発生します。4~5人家族用(500L)以上の冷蔵庫は基本的に100kgを超えてきます。
冷蔵庫の運び出しから設置までヤマト側がすべて行ってくれるので非常に楽です。
18時までに申し込めば最短で翌日に配送してもらえますが、即日対応は原則していません。
らくらく家財宅急便:https://form.008008.jp/mitumori/
冷蔵庫だけの配送を引越し業者に依頼した場合の料金
- 混載便・帰り便に対応している引越し業者に依頼
- タイミング次第で相場の半額以下で請け負ってもらえる場合も
- キタザワ引越センターは大型冷蔵庫を都内で9,800円、東京~大阪で14,200円
- ムービングエスは最安8,800円(税込)~
- アーク引越センター等の単品配送に対応している引越し業者に依頼
混載便や帰り便は所謂「ついで感覚」で仕事を請け負っているので通常料金よりも半額以下の値段で請け負ってくれます。
例えばキタザワ引越センターの「全国家財宅配便」なら大型冷蔵庫を東京都内で9,800円(税込)、東京~大阪の配送で14,200円(税込)で引き受けてもらえます。
またサカイ引越センターも引越し業者として有名ですね。こちらも冷蔵庫単品で受け付けてくれますが、時期やタイミングによって料金が大きく変動します。
単品配送に対応しているムービングエスという引越し業者なら、家具家電1点から引越し対応してくれ、最安8,800円(税込)~で引き受けてもらえます。
その他にもアーク引越センターの「大物限定プラン」でも家具家電1点から配送することができます。
単品配送に対応していない引越し業者であっても、タイミングよく同じ方角や同じルートの先客がいれば「ついで感覚」で激安で冷蔵庫を載せてもらえる可能性もあります。
冷蔵庫だけの配送をくらしのマーケットに依頼した場合の料金
- 価格破壊級の安さが特徴
- 冷蔵庫配送は最安5,500円!
- 相場は8,000円~9,000円
- 200kmまで同一料金(短距離配送向け)
- 業者によって細かなサービスの違いアリ
価格破壊級の安さが特徴で冷蔵庫の配送も最安5,500円で引き受けてもらえます。全体的な相場は8,000~9,000円です。
200kmまでは同一料金で、冷蔵庫の搬出入と指定位置に設置までしてもらえます。
配送料金の違い以外に、業者によって以下の点に違いが出るので自分に合った業者を選択してくださいね。
- 運び出し手伝いの有無
- パーキング代負担の有無
- クレジットカード決済の有無
冷蔵庫と洗濯機の移動はくらしのマーケット利用しようかな〜
見てみたら5000円とかだし他の物はバイクで運べるから良いかもな— ひろきち (@RamenHiroki) November 16, 2022
本日、長女夫婦の引越し。近場の距離だし、荷物もそんなにないから、自分達で運ぶ予定だったけど、洗濯機とか冷蔵庫とか大きいものは運んでもらった方が良くない?とのことで、くらしのマーケットで探す。結果、大正解!約13,000円。軽貨物に載るだけ載せてくれて、超テキパキ!#くらしのマーケット
— mf.emi (@1999emi1011) February 26, 2023
冷蔵庫の運搬はくらしのマーケットで依頼しました 自分で運ぶつもりだったのだけど、やはり無理があり 申し込んだ後、日時を柔軟にご相談いただけました お兄さん、ありがとね
— TsucKinsey (@KachidokiOL) July 2, 2023
くらしのマーケット家電家具配送:https://curama.jp/furniture-transport/
その他の配送手段で冷蔵庫配送を依頼した場合
その他で言えば例えばゆうパックで配送することは可能でしょうか。
不可能ではありませんが、幅・奥行・高さの3辺合計が170cm、重量が30kgまでの荷物しかゆうパックでは対応していませんから、単身者向けの、冷凍庫が付いていないような本当に小さな冷蔵庫しか運べません。
佐川急便も大手宅配便業者です。しかし、大型の家具や家電単品での搬送は発送元が法人の場合のみが対象となるため、個人の引越しでは事実上利用できません。また有名な日本通運も冷蔵庫配送は単身パック対応になるので、割高になります。
冷蔵庫のような大型の家電を梱包・設置までしてくれるのは基本的に引越し業者だけですので、宅配便などではなく引越し業者に一任するのが安心です。
関連記事ゆうパック引越しの料金はいくらか段ボール数別に検証してみた。結論!まずは一括見積もりで格安引越し業者を探す!なければくらマか赤帽かヤマト
有名な引越し業者を見てきましたが、地域に特化した業者もたくさんあります。また業者によっては帰り便や混載便といった通常料金よりも半額以下の値段で請け負ってくれる引越しプランがある業者もいます。
荷物の重さや必要人員、移動距離は依頼者によって千差万別ですので料金表をパッと表示できないのも仕方ありません。
すると必然的に見積もりが必要になりますが1社ごとに訪問してもらったり、ネットで個人情報をはじめとするデータを打ち込んで行き、返答を待つのを繰り返すようではいつまで経っても配送を頼めません。
一括見積を使えばその地域に特化した、もしくは帰り便や混載便プランがある格安引越し業者が見つかる可能性が高まります。
もし、見つからなかったとしてもくらしのマーケットや赤帽、ヤマトのサービスが比較的明瞭なので3社を比較してより自分の予定に合った方を選択していくのが賢明ではないでしょうか。