タワーマンションの引越しには通常よりも多くの注意が必要です。また、引越し業者にも制限があることや、引越し先のタワーマンションには独自のルールや環境があることも確認しておきましょう。
さらに、タワーマンションでの引越し見積もり料金相場や指定される引越し業者についても説明します。引越しを検討している方は、ぜひ参考にしてください。また、タワーマンションへの引越し後は、挨拶が必要なのかについても触れていきます。
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目次
タワーマンションの引越しで注意したいこと
管理事務所・防災センターに申請書が必要
タワーマンションへの引越しでは、引越し業者だけでなくマンション側との打ち合わせや申請が必要となります。具体的には、管理事務所や防災センターに申請書を提出する必要があります。
特に、新築のタワーマンションでは、他の入居者さんとの調整も必要となるため、引越しの予約は早めに行うことが重要です。事前にマンション側の防災センターやコンシェルジュとの打ち合わせを行い、当日の申請手続きも忘れずに行いましょう。
引越し業者によっては、このマンション側とのやり取りや申請手続きを代行してくれる場合もあるため、事前に確認しておくことをおすすめします。
引越し業者の選択に制限がある場合がある
タワーマンションへの引越しでは、引越し業者の選択に制限がある場合があります。一部のタワーマンションでは、引越し業者を指定する場合があり、自分で選ぶことができない場合もあります。また、業者側がタワーマンションの引越し自体を断っているケースもあるようです。
指定業者として選ばれることが多いのは、大手の引越し業者であるサカイ引越センター、ハート引越センター、アリさんマークの引越社などです。
これら大手を使うメリットは、過去にタワーマンションの引越しの実績が多数あるので、滞りなくスムーズに引越しを進めることができる点です。
ただし、その反面引越し料金は中小会社の引越し業者よりも高くなりがちなので、業者の指定がないのであれば相見積もりは必須であると言えます。
「一斉入居」による調整が必要な場合も
新築タワーマンションの入居には、幹事会社と呼ばれる引越し会社がスケジュール調整を担当し、入居者の引越しを管理してい要る場合があります。
幹事会社以外の引越し業者を利用することもできますが、スケジュールの調整は幹事会社が行うため、スムーズな引越しをすることができません。
タワーマンションの入居開始日には引越し希望が集中するため、引越し業者1社を幹事会社として指定している場合があります。
入居希望者は、希望の入居日を提出し、幹事会社から引っ越し日指定の連絡を待ちます。その後、引っ越し業者に見積もりを依頼し、依頼する引っ越し業者を決めます。
引越し先のタワーマンション独自のルールや環境を確認しておこう
引越しをする際には、新しいタワーマンションのルールや環境を事前に確認しておくことが大切です。具体的には、以下の点について確認しておくことをおすすめします。
- 養生する箇所の確認
- 搬入・搬出用のエレベーターの有無
- 大型家具が入るかどうか
- 駐車場所の確認
養生する箇所の確認
まず、養生が必要な箇所を事前に管理人さんに確認しておきます。タワーマンションは、共用部分が多いため、階段や廊下などが傷つかないように養生が必要な場合があります。また、エレベーター内やエントランスなども同様に養生が必要な場合があります。
それら養生すべき場所はタワーマンションによって大きく異なるので後々トラブルを避けるためにも、事前に管理人さんに確認をとるようにしましょう。
搬入・搬出用のエレベーターの有無
次に、搬入・搬出用のエレベーターの有無を確認します。タワーマンションによっては引越しなど業者用の搬入・搬出はエレベーターが設置されている場合があります。
そのため、搬入・搬出用のエレベーターがあるかどうかを確認しておくことが大切です。
大型家具が入るかどうか
大型家具が入るかどうかも確認しておく必要があります。タワーマンションのエレベーターは、一般的な住宅のエレベーターよりも小さい場合があります。そのため、大型家具が入るかどうかを確認しておくことが必要です。
駐車場所の確認
駐車場所の確認も忘れずに行いましょう。タワーマンションの場合、駐車場所が限られていることが多く、駐車場が確保できない場合は近隣の駐車場を利用する必要がある場合があります。そのため、駐車場所の確認も事前に行っておくことが大切です。
タワマンへの引越し見積もり料金相場は通常よりも高い?
タワーマンションへの引越しは、その建物の高層階への移動やエレベーターの使用制限など、通常の引越しに比べて様々な制限があります。
そのため、引越し業者によっては、タワーマンションへの引越し料金を通常の引越し料金よりも高く設定することがあるようです。
一般的に、引越し業者が見積もり料金を決定する際には、作業時間によって計算されます。
そのため、タワーマンションの場合、エントランスから入居部屋までの距離や高さによって、作業時間が通常よりも長くなることがほとんどです。
また、地下駐車場でトラックのサイズや高さに制限がある場合や、トラックからエントランスまでの距離が長い場合など、作業に影響を与える要因が多くなるため、料金が高くなるケースが多いのです。
だから単純に高級マンションやタワーマンションという建物タイプで値段が上がるということはありません。
その他にもタワーマンションの場合、エレベーターの使用台数が制限されていることがあります。中階層と高階層でエレベーターが異なる場合もあるため、作業効率が落ちることが予想されます。
また、建物の養生規定が厳しい場合には、通路全面の壁や床などを養生しなければならないため、作業に時間がかかることもあります。
タワーマンションに引越す場合一人暮らしの単身者であっても2~4万円、家族なら5万~20万円程度相場よりも高くなることは覚悟しないといけないかもしれません。
関連記事【2024年完全版】引っ越し見積もり費用相場・料金目安※時期・人数・場所別【悲報】
タワマンの引越し料金、物量一緒でも普通のマンションとかアパートに比べて2、3倍高くなる模様。知らなかった。
引越し業者の見積もり聞いて、ひいた。ルーツ不動産にキャンセルの連絡入れるか😇😇w
— ウサ@経営者&配達員 (@asakusadelivery) September 17, 2022
そして見積もり依頼して気付いたけど、タワマンから家具出すのって追加料金掛かるんやね
タワーマンション養生費用っていう— 君嶋あらた – Arata Kimijima (@arata_2525) January 12, 2023
引越し業者的にも、タワーマンションは嫌だったな。
事前に必要な許可や制限が多く、現場での搬入や養生の距離も長大。
客も客で、タワマンに住むくせに引っ越し代金をケチって、私が勤めていたような安かろう悪かろうな業者を利用するくせに要求や文句は人一倍多い。
倒壊、してくんねえかな……。 https://t.co/VqyBzvHuSb— ねがらく (@negarakku) September 13, 2019
タワマンで指定される引越し業者
タワーマンションでの引越しでは、建物の管理組合が指定する引越し業者を利用する必要がある場合があります。一般的に、以下のような業者が指定されることが多いです。
- アリさんマークの引越社
- サカイ引越センター
- アート引越センター
ただし、タワーマンションによっては、上記の業者以外は利用できない場合があります。例えば、アーク引越センターは、20階以上の階数のタワーマンションで断られることがあると言われています。また、赤帽や引越し本部長などの業者も、タワーマンションでの引越しに対応していない場合があります。
そのため、タワーマンションでの引越しを考えている場合は、事前に建物の管理組合や不動産会社に問い合わせて、利用できる引越し業者について確認しておくことが大切です。
タワーマンションに引越したら挨拶は必要?
引越し挨拶もですが、マンションの個人表札を掲げるのもタワマンではもはや絶滅文化なのか?と思ってます笑笑
すごろくさんとか、あちこちのタワマンでどうしてるのだろ?
質問箱にいれてみようかしら😁— やぎひろ@隔て板はハイタイプ (@yagihiro_tower) May 3, 2022
物件が賃貸か持ち家かによって、異なる対応が必要です。
賃貸の場合、災害時には引っ越すことができますが、災害時には顔と名前を知っている隣人の方が助け合いやすいです。
持ち家の場合は、復旧交渉や補償交渉などは、隣の住民と一緒になって行うことが多いため、近隣への挨拶は必要です。
ただの同棲の場合は必要ないですが、結婚を見据えて婚約中であれば、2人で挨拶することをおすすめします。
不動産屋さんに上下左右の部屋にどのような人が住んでいるか聞いてみるのも良いでしょう。
独身者や一人暮らしの女性は、防犯面も考慮して、特にする必要はないかもしれませんが、それ以外の場合は挨拶をすることが望ましいです。