この記事ではネットに存在するオフィス引っ越しに対応した引越し業者を計28社比較・調査しました。
その中から引っ越し費用をすこしでも抑えたい、中小規模の法人の引っ越しに絞って、安い業者を6社厳選しています。
事務所移転を検討している会社さんは是非参考にしてもらえれば嬉しいです。
目次
【大前提】大手・中小企業のどちらも事務所移転費用を削減するなら相見積もりは必須
この記事では大手等の大規模な引越しではなく、中小規模の引っ越しを対象にしていますが、引越し料金を効率よく安くしたいならどちらも同じ方法が有効です。
それは、優良なオフィス引越し業者の複数から見積もりを取る「相見積もり」です。
「優良な」と書いたのは、元々ある程度信頼のある引越し業者同士で相見積もりをしないと、カルテル(不当な取引制限)の危険性があるからです。
例えば、相見積もりによって50万から40万円に値下げできたとしましょう。一見すると10万円お得になったように感じますが、実は相場30万円だったというようなことがあるのです。
というのも、ある程度値引きできたつもりでも、実は裏で業者同士が繋がっていて相場よりも高い水準で値引きがされていて、今回はA社に譲り、次回の相見積もりの際にはB社に譲る、というような裏取引がされているということです。
勿論、最近の引越し業者ではほとんどそのようなことは起こりえないですが、ゼロとは言えないのも確かです。
そういった危険性を防ぐ意味でも、相見積もり、特に大手と中小企業から複数見積もりをとることは大事になってきます。
単純に、ライバルの出現によって、契約を取る為に本気の値段を引き出せるというメリットもありますしね。
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中・小規模の格安オフィス引越し業者①メリー引越サービス
メリー引越サービスではS・M・L・LLの中から選んでの引越しとなりますが、安さを優先するのであればSがおすすめです。Sプランでは2t車1台とスタッフ2名で最安45,000円からオフィスの引越しを承ってくれます。
運べる荷物は机・椅子・書庫・パソコンを各3台まで、ダンボール30個、プリンター・卓上コピー機1台分までと小規模ですが、料金の安さは保証済みです。もしも、5万円以上10万円以内まで出せるのであればMとLのプランもおすすめです。
Mプランだと3t車1台とスタッフ3名が付いて最安65,000円、Lプランだと4t車1台とスタッフ3名が付いて最安8万円から承ってくれます。こちらのプランではSプランで運べる荷物の量から2倍以上に増え、更にはカウンターや冷蔵庫等大型の物も運べるようにもなります。
10万円以内で格安のオフィスの引越しを希望ならこちらのプランも運べる荷物の量が増えているのでおすすめです。
引越しに加えて、電話やLAN工事も希望したいのであればメリー引越サービスでも承ってくれます。メリー引越サービスでは建設業の免許も保有しており、工事に精通したスタッフも在籍しています。
電話・LAN工事のみならず間仕切り工事・内装工事・原状回復工事にも対応しているので、引越しの際に工事を希望すれば同時に行ってくれます。また、引越しの際に生じたオフィス用品も不用品として買取してくれます。
万が一、年式が古すぎる等売り物にならない物で無料引き取りや処分料金のお支払い以外は費用の請求が出ない不用品処分にも応じてくれます。
オフィスの引越しを機に新しいのと買い替えや交換となった時でもメリー引越サービスでならこれらの手続きも一纏めにしてコンパクトな引越しも可能です。
関連記事メリー引越サービスのリアルな口コミ評判!オフィス引越しが得意。中・小規模の格安オフィス引越し業業者②オフィス引越センター
オフィス引越センターでは複数のオフィス向けの引越しプランが用意されています。
その中でも4名様パックはオフィス向けの引越しとしては低価格の最安6万円から承ってくれます。4名様パックではパソコン・椅子付きの机・ミーティング用テーブル各4台、書庫2台にOA機器(複合機、シュレッダー等)、ダンボール30箱分等の量は運んでくれます。
少なくともSOHO等33㎡(10坪)程度のオフィスならこのプランでも充分と言える程です。また、オフィス引越センターでは格安引越し日も用意されています。
他社だと平日限定の場合が多いですが、オフィス引越センターでは平日に加えて土日祝も格安引越し日の対象としている月もあります。
平日中は営業日なので土日祝でしか引越しするタイミングは無いという職場でも該当する曜日にさえ指定すればオフィス引越センターでの格安な引越しは可能です。
引越しの際に生じたOA機器等のオフィス用品はオフィス引越センターの方で買取してもらう事も可能です。
コピー機・電話機・シュレッダー・複合機等業務で頻繁に使う機会が多いであろう機器は高価買取対象として扱われており、年式が新しければ新しい程価格も高価になっていきます。
買取で用意してもらった代金の使い道は自由としているので、買取サービスを利用して新しい機器の購入代金の費用を工面する事も可能なのでおすすめです。
中・小規模の格安オフィス引越し業業者③オフィスハンズ
オフィスハンズでは日本全国に拠点を持っている事もあって日本全国から利用出来るのもおすすめですが、金額面でもおすすめです。
その中でも小規模オフィス向けの小規模オフィス引越しサイズでは2t車1台とスタッフ2名が付いて5万円から承ってくれます。実際は資材費等の別途予算や現地調査で5万円以上掛かってしまう場合の方が多いですが、それでも10万円以下で引越しは出来るので充分リーズナブルです。
更に小規模と言うよりは中規模なオフィス向けにも中規模オフィス引越しサイズが用意されています。中規模の場合だと小規模よりも少し金額が高くなり、最安でも84,000円からとなってしまいます。
その代わりに4t車1台とスタッフ3名は手配してくれるので、高くなった分のスタッフや車両は用意してくれています。
金額だけ見ると高い印象はありますが、オフィスハンズでは仲介業者等を介していないので仲介手数料を別途請求される事はありません。
施工や組み立てと言った作業も全て自社で用意したスタッフが担当してくれるので中間業者が出る幕はありません。
オフィスハンズでは引越しに加えて、引越しと関連するサービスも用意されています。その中でもおすすめなのが原状回復工事です。
原状回復工事では借りていたテナントビルから退去する際に借りる前の状態に戻さないといけなくなった時に依頼をすれば借りる前の状態へと戻してくれます。
塗装工事や壁クロス工事、更にはLAN配線やOA機器用のコンセント等の配線撤去工事も行ってくれるので、オフィス側のスタッフだけでは手が回りそうに無い時はこちらのサービスを使う事で修繕可能です。
仕上げ作業及び検査ではビルのオーナーや管理会社の確認の元で行われるので、戻したは良いけど借りた時と違うと言ったトラブルもありません。
中・小規模の格安オフィス引越し業業者④ハコブ引っ越しサービス
社員数が15名程度しかいない小規模オフィスでの引越しを検討中であればハコブ引っ越しサービスはおすすめです。
ハコブ引っ越しサービスには小規模オフィス向けのプランが用意されており、値段的にも58,000円から承ってくれるのでオフィス向けの引越しでも低予算で実現可能です。
値段が安いのもこのプランの特徴ですが、運べる荷物も多いのも特徴です。業務に必要であろうオフィスチェアは最大5台、デスクや会議用チェアも最大4台まで運んでもらう事が可能です。
更に会議用テーブルやワイドデスクと言った大型のオフィス用品や3人用ロッカーも1台まで運んでくれます。安い分荷物を運ぶだけで終わるのでは?と安い分のデメリットも懸念する人も恐らくいるかもしれませんが、その点も心配無いです。
ハコブ引っ越しサービスの引越しではインターネット接続設定、内装工事、空調設備工事と言った引越し後も業務がスムーズに遂行出来るように個別サービスも多く用意されています。
サービスの中には現状回復工事や不用品買取・引取も用意されており、新オフィスへ移転後の旧オフィスの後処理や使わないオフィス用品の処分にも対応可能です。
最安58,000円から始められるのでコスパ的にもおすすめですが、社員数が15名以上の中規模での引越しにも対応しています。料金の方は最安でも15万円からと小規模向けのプランと比較して約2倍以上となりますが、その分運べる荷物の量も倍増しています。
中規模でも個別サービスは小規模と同様に使う事は出来るので、中規模の引越しを検討中の人にも金額の割高感を感じさせない内容に見合った引越しが出来ます。
関連記事【必読】ハコブ引越サービスの口コミ評判や特徴をガチ調査。中・小規模の格安オフィス引越し業業者⑤竹内運送株式会社
スタッフが5名程度のSOHOや個人事業所向けでの引越しを検討中なのであれば竹内運送株式会社のSOHO~5名プランはおすすめです。
SOHO~5名プランでは4tトラック1台とスタッフ2名・ダンボール20個まで・移転先は同市区町村内までと条件付きですが、その代わり料金は大幅に安くなっています。値段にすると最安で75,000円で承ってくれるので、低予算で引越しを検討する人にはうってつけです。
SOHO~5名プランは基本的に荷物の運搬だけが前提なので配線工事やオフィス機器の組み立ては自分達でやる事になりますが、万が一設置や組み立て等で不安がある時にはオプションサービスを依頼する事で代行してくれます。
オプションサービスでは配線工事や電気設備工事等のオフィスでの業務をするのに必要な作業から精密機械の運び出し等慎重かつ専門知識が必要な作業も行ってくれます。
料金は別途請求されるので事前見積もりは必要ですが、引越しが原因で機器にトラブルが出るリスクを減らせる安全面を考慮すれば追加料金を出した分の内容に見合うサービスとは言えます。
オプションサービスの中には長距離引越しや夜間・早朝引越しも用意されているので、昼間では業務がある為難しいと言うオフィスでもこちらを使えば業務に支障を出さずに次のオフィスへの移転も可能です。
SOHO~5名プランだけでも低価格で多くの荷物が運べて便利ですが、金額の安さを最優先したいのであれば車両貸出・積み下ろし作業プランもおすすめです。
車両貸出・積み下ろし作業プランでは文字通り車両を貸し出して荷物の積み下ろし作業以外は荷物の梱包作業や機材の解体作業等は全てお客様の方でやってもらう事になります。
更に9~17時の平日限定のみと平日に休業出来る事が前提となっており、土日祝では利用出来ません。その代わり、料金の方は約28,000~35,000円とSOHO~5名プランよりも半額程度の金額で承ってくれます。
作業に伴う破損等のリスクも自分達で全て請け負うから少しでも料金を安くしたいと考えているなら、こちらのプランも検討してみるのも良いでしょう。
中・小規模の格安オフィス引越し業業者⑥ONEUP
ONEUPでは法人専門のオフィス移転サービスが用意されており、大阪6区(西区・中央区・北区・福島区・浪速区・淀川区)内であれば30,000円から承ってくれます。
料金だけ見ると安い分受けられるサービスは少ないのでは?と不安視されるかもしれませんが、こちらのサービスではオフィス家具の移動・ダンボールの運搬・キャビネットの連結が用意されています。
特にキャビネットの連結は他社だと別業者に依頼する事が多くなる=費用が高くなる原因としても挙がりやすかったのですが、ONEUPでは自社でやってくれるので費用が発生する事も無いので安心です。
移転サービスはあくまで運び出しがメインなので配線工事や現状回復工事等は含まれていませんが、個別のサービスとして提供されているので利用する事は可能です。
個別な以上は追加料金は発生しますが、予算に合わせて決める事は出来るので利用する必要が生じた時でも低予算で利用出来ます。
ONEUPではオフィス移転の引越しでは荷物の運び出し関連以外にも次のオフィスへの移転もスムーズに出来るようにサポート体制も万全です。
オフィス移転の際に発生しやすい電話番号取得や電話回線の移設手続き及び工事手配等新オフィスに移転後もすぐに営業が出来るように手配してくれます。
コピー機等のオフィス機器も揃えなければいけない時にもONEUP側で予算に合わせて新古品を中心に提案してくれるので、オフィス機器が必要になった時でも相談が入り次第対応してくれます。
また、オフィス移転は検討しているけど具体的な物件はまだ決めていない状態の時でもONEUPは対応してくれます。提携している不動産会社も中心となって大阪6区限定で賃料や坪数等移転後も長期で使う事を前提とした物件を紹介してくれます。
勿論、要望があれば物件探しの参考に決めてくれるので、引越し以前に物件探しが最優先な時でもONEUPでなら見つけるのも簡単です。